【レビュー】アヴォ シンクロ ニカラグア ボックスプレス トロ|nextCIGARの葉巻ブログ
アヴォシンクロニカラグアトロ
生産国: ドミニカ共和国
ラッパー: エクアドルコネチカット
バインダー: ドミニカ共和国
フィラー: ニカラグア(オメテペ)| ドミニカ(パイロットクバノ、サンヴィチェンテ、ハイブリッドオロール/パイロット)| ぺルー(オランチョ)
工場: Oettinger Kelner Cigars(ドミニカ共和国)
生産: 通常生産
ビトラ: 6″× 54 トロ(ボックスプレス)
発売日: 2015年8月24日
アヴォはドミニカ共和国にあるダビドフOettinger Kelner葉巻工場でバランスの良い葉巻を生産しています。このお手ごろな価格の葉巻は、繊細で洗練されたプロファイルが特徴です。この葉巻の興味深い点は、ニカラグアのたばこであることです。普通のアヴォシリーズよりも大きく、強い味といった印象があります。
シンクロニカラグアトロは豪華なクリーンカットのバンドがあり、手で持つと丈夫に感じられるとても美しい葉巻です。他のビトラセットもあります。ショートロバスト(4x52)からゴルドサイズ(6x60)まであります。現在生産されているアヴォ葉巻は全てミディアムブラウンのコネチカットシードで、エクアドルラッパーを使用しています。この葉巻は、縫い目が見えず、葉脈はきれいで、緻密なロールのため非常に感銘を受けました。その他のキューバの葉巻によくあるフラットキャップも特徴の一つです。
喫煙体験
アヴォシンクロトロは高級な外観がし、乾燥したウッド、発酵生地、レーザーのアロマが代表的です。カットするとミディアムな抵抗があり、ミネラルやシダーウッドの味が感じられます。火をつけると、最初の味はとてもドミニカらしくピリッとする、面白い味がします。次の味はキャラメルとなめらかなコーヒーです。味のテクスチャーはなめらかで、繊細な感じがし、スムーズに煙を出すことができます。
ここまででは、フレーバーは面白いのですが、特別新しいものではありません。「なぜこの葉巻がニカラグアと呼ばれるのか」と何度も考えていました。あるとき、約1センチ葉巻を吸ったら、スパイスの味がしたのです。強い味ではなく、ちょっと塩味があるスパイスのフレーバーがとてもおいしく感じられました。塩バター、スイートクリームの素敵な味がニカラグアのフレーバーに完璧に合います。
葉巻の3分の2からは、味がどんどんコーヒーとクリームに変わっていきます。フレーバーの動的ではありませんが、ボディーは複雑なフルボディーに感じられます。そして新しいタフィー、黒甘草、ミント、ルートビアキャンディーの味が現れます。黒甘草は冷たいアニスに変わり、ニコチンの強さはレトロらしさを出します。ドミニカではあまり見かけない特徴です(こんにちは、ニカラグア!)。
この葉巻をもう一度吸いますか?
絶対吸います!昨年(2017年)までアヴォの葉巻を体験する機会はあまりありませんでしたが、この葉巻を吸ってみて、全シリーズをもう試してみたいと思いました。新しいアヴォシリーズはカマチョのように4本(新しいシンクロを含めて5本)の葉巻に下げました。これによりブランドはさらに親しみやすくなりました。シンクロニカラグアはこのブランドのメイン葉巻です。
概要
アヴォシンクロニカラグアトロは、ダビドフの職人技とニカラグアの特徴があるドミニカたばこを組み合わせ、おいしい葉巻になりました。この葉巻を吸った後で、この手ごろな価格に大変驚きました。複雑さと洗練されたフレーバーがあり、商品名はニカラグアと書かれていますが、この葉巻は通常のニカラグア葉巻ではありません。初めてニカラグアのたばこを作ったアヴォのコンセプトと目的を理解すれば、きっとこの素晴らしい葉巻をより楽しむことができると思います。