葉巻に賞味期限はある?適切な保管方法や劣化の原因も紹介|nextCIGARの葉巻ブログ
葉巻には賞味期限がありますか?いいえ。葉巻が悪くなる可能性がありますか?そうですね、きちんと保管しなければ、悪くなる可能性があります。しかし、果物や野菜のように傷みやすいものではありません。プレミアムで手作りされた葉巻をきちんと保管していれば、新鮮なまま保つことができ、吸い続けることができます。葉巻はワインと同じように熟成しますが、熟成するとともに味が良くなったり、弱くなったり、あるいはなくなったりすることがあります。「古くなった葉巻」は、湿度に影響を受けるためです。
完璧な湿度は70%、70度ですが、65~72%と65~72度でも構いません。気候と季節によって状態が変化しますが、できるだけ変動を最小限に抑えることが重要です。そのため、葉巻をコレクションしたい場合には、良いヒュミドールが必要となります。ヒュミドールがなければ、湿度、温度を一定に保つための便利な方法もあります。例えば、ジップロックやタッパーに葉巻を加湿するものと一緒に入れ、保管することもできます。
葉巻を数ヶ月間または数年間熟成させると、味が洗練されていきます。高級の葉巻に入っている葉が独特な風味を出し、滑らかな味を作ります。長い間熟成された葉巻の味は、驚くほど変わる可能性があります。場合によっては、熟成された葉巻が強ければ強いほど、最初の強さが失われますが、もともと苦みが強いものは、さらに良くなることもあります。これを理解するために、葉巻が何で作られているのかを考えてみましょう。
葉巻の解剖101
プレミアム葉巻は、長年の経験があるスキルが高い葉巻ローラーにより手作りされています。葉巻は熟成されたたばこからできており、特定のブレンド、味、アロマの面から厳選されます。本質的に、葉巻はマスターの葉巻メーカー、またはブレンダーにより選ばれたレシピから作られます。特別な料理の材料を厳選するシェフのようなものです。葉巻を構成する3つの主成分があります。それは、バインダー、フィラー、ラッパーです。これらのタバコは、様々な国や地域から来ていますが、すべて同じ場所から来ることもあります。例えばダビドフエスクリオは、ドミニカ共和国で栽培されているバインダーとフィラーを使用していますが、ラッパーの葉はブラジル産です。
はい、葉巻は悪くなることがあります
葉巻の基本的な二つの原材料はたばこと水です。葉巻の葉は加湿されています。高級葉巻には水分がとても大切です。葉巻が乾燥すると、味と構造に悪影響を与えます。葉巻の湿度が高すぎても同様の問題が起こります。湿度が低すぎた場合、葉巻のたばこにひびができ、折れたり、とても早く燃えることがあります。これは葉巻メーカが意図していなかったものです。湿度が高すぎる葉巻は、味がおかしくなり、火が消えたり、吸いにくくなることがあります。また、カビが発生する可能性もあります。湿度と温度に急な変化があれば、葉巻のラッパーが折れることもあります。
湿度が低すぎる
おいしい葉巻をどうして台無しにしてしまうのでしょうか?葉巻が悪くなる最も一般的な理由は、何日も湿気の多い環境の中に置いている場合、あるいは加湿のない箱やジップロックバッグに保管されている場合です。前に葉巻を購入またはもらい、葉巻を保管するのに適切な場所がなかった場合でも、葉巻を再加湿することができます。十分な湿度のヒュミドールやジップロックなどの加湿環境に入れ、徐々に再加湿してください。葉巻が長時間乾燥した場合は、このプロセスで数週間、さらには数ヶ月かかることがあります。重要な点は、乾燥した葉巻に徐々に湿度を上げていくことです。乾燥した葉巻にすぐに多くの水分を与えると、衝撃を与えてしまいます。また葉巻が乾きすぎている場合は、戻すことができないこともあります。ラッパーの葉が剥がれたり、ポテトチップのように砕けたりすると、葉巻を再加湿することはできなくなります。
湿度が高すぎる
もちろん、湿度が高すぎる場合も葉巻にダメージを与えてしまいます。柔らかい葉巻が新鮮なものだと信じる愛好家がいますが、それは本当ではありません。65~72%の湿度で葉巻を保管していると、指で挟んだときに少し柔らかく感じます。しかし、柔らかすぎて簡単につぶれる葉巻は、湿度が高すぎる、あるいはフィラーが少なすぎる場合です。購入される際は、気を付けてください。評判の良いお店で購入するのなら、完璧な状態のはずです。購入後も同じような状態で保管しなければなりません。湿度が高すぎると、カビができたり、葉巻やヒュミドールを壊す可能性があります。
葉巻の熟成に関するよくある誤解
葉巻を長い間にヒュミドールで保管する場合、小さな白い結晶がラッパーにできることがあります。この結晶はプルームと呼ばれており、結晶化のプロセスは「ブルーム」と呼ばれています。プルームがあれば、葉巻が正しく熟成されたサインです。この小さなクリスタルを払い落とせば、熟成された豊かでスムーズな葉巻の味を楽しむことができます。
プルームとカビの違いは?
プルームは無害なもので、適切な葉巻のメンテナンスであらわれますが、カビは全く反対です。蒸留水ではなく、水道水で葉巻を加湿したときにカビが発生する可能性があります。カビは青または緑色で現れます。またにおいがして、葉巻から取ることは難しいです。ヒュミドールの中でも、すぐに成長します。ヒュミドールで一般的な加湿装置を使用する場合は、カビが発生しないよう、蒸留水のみを補充してください。カビの兆候が見られる場合は、すぐにそこから出して捨ててください。その他の葉巻に移ってしまいます。ヒュミドールの裏地にもカビができることがあり、なおすことは非常に困難です。カビの影響を受けてしまったヒュミドールは、捨てた方がいいと言えます。
要約
葉巻のコレクションは投資の一つです。高級葉巻の味が分かるようになれば、実験してみましょう。好きなブランドやブレンドを見つけたら、期間を変えて熟成してみて、味がどのように進化するかを見てみましょう。
ある葉巻愛好家は昔のキューバ葉巻が大好きです。禁輸措置前に作られたこの葉巻は50年以上熟成されたものです。信じられないほど長い時間です。私は自分の葉巻を6~7年熟成したことがあります。あるブレンドはおいしくなりましたが、あるものは複雑さがなくなり、味はあまりおいしくありませんでした。最近では2007年のコイーバセクレトスマデュロ5を楽しんでいましたが、本当に素晴らしいものでした。熟成期間が8日でも18年であっても、きちんと加湿すれば、葉巻は新鮮で完璧な味を保て、深いものとなります。
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1996年にハバナで記念に買ってきた葉巻があります。Montecristoと有名なブランドのようですね。
一本葉巻の形の缶に入っており、買った当時2,3回蓋を開けて中を見ました。
以来ずっと缶の中に入っていますが、状態が分かりません。これでも熟成されていたら吸ってみるのもいいのかなと思いました。